2006年03月15日

"ankle"の訳語

 第5巻での"ankle"に当てられた訳語が気になりました。まずはこちらをご覧ください。

何かがハリーの踝(かかと)を掠めた。見下ろすと、管理人フィルチの飼っている、骸骨のように痩せた灰色の猫、ミセス・ノリスが、こっそりと通り過ぎるところだった。
(5巻第14章P443)
Something brushed his ankles. He looked down and saw the caretaker's skeletal grey cat< Mrs Norris, slinking past him.
(UKハードカバー〈以下同書のページを指します〉P253)

 こちらの部分の「踝」という漢字のルビが間違っています。この漢字の読みは正しくは「くるぶし」です。では、原文は「くるぶし」なのか「かかと」なのか確認してみると"ankle"でした。この"ankle"に対する訳語がたびたび「かかと」となっている部分があります。

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posted by kmy at 14:27| Comment(6) | TrackBack(0) | 翻訳・訳語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月03日

5巻への伏線

 5巻で重要な舞台となった魔法省「神秘部」。こちらに関しては既に4巻で伏線として出て来ています。クィディッチワールドカップでウィーズリー氏から紹介されていました。
「(略)そして、あれがボードとクローカー……『無言者』だ」
「え? なんですか?」
「神秘部に属している。極秘事項だ。いったいあの部門は何をやっているのやら……」
(『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第7章上P133)

"... and Bode and Croaker ... they're Unspeakable ..."
"They're what?"
"From the Department of Mysteries, top-secret, no idea what they get up to ..."
("Harr Potter and the Goblet of Fire" Chapter 7 Bagman end Crouch)

 4巻のこの引用部分には既に神秘部に何があるのかを示すヒントがありました。
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