2006年06月09日

グリモールド・プレイス12番地(6巻)

 6巻ラストまで来て気になったのが不死鳥の騎士団本部として使われていた「グリモールド・プレイス12番地」ことシリウスの生家です。

 6巻でも引き続きこの場所について話題がありました。

しかしながら、我々は一時的にあの建物から退去した。
(6巻上巻P74)

状況は複雑を極めておる。たとえば、あの場所を特定できぬように、我々のほうでかけた呪文じゃが、所有権がシリウスの手を離れたとなると、果たして持続するかどうかわからぬ。
(6巻上巻P75)

 この建物については誰が相続するかわからなかったので、一時的に本部を移したとダンブルドアは言っていました。その後、マンダンガスが再び登場(6巻上巻P369)し、ブラック家からの盗品を売ろうとしている場面があります。「せめて、あいつが本部にいるときだけでも、盗むのをやめさせられないのか?」(6巻上巻P373)とハリーが言っているところや本部がどこにあるか明かせないのは自分が秘密の守人ではないからだとスネイプが語っているところ(6巻上巻P47)、本部を移したのは「一時的」であるという表現を考えると、6巻の間、本部はグリモールド・プレイス12番地にあったのではないかと思います。

 しかし、6巻ラストでダンブルドアが亡くなりました。この場所にかけられた魔法はどうなるのでしょうか? 作者のオフィシャルサイトのF.A.Qにおいて、秘密の守人が亡くなった場合、その秘密はどうなるかということについて答えが出されていました。
秘密の守人が死ねば、秘密もその人と一緒に死にます。言い方を換えれば、秘密の状態は守人が死んだ瞬間のままになります。守人が秘密を打ち明けた人は引き続き秘密を知っていますが、ほかの人にはわかりません。
オフィシャルサイトより

 ダンブルドアが亡くなったということで、グリモールド・プレイス12番地にかけられていた魔法(秘密の守人をダンブルドアとした忠誠の術)は、5巻の時点での騎士団のメンバーやウィーズリー家などの少数のもののみが知る場所となったのではないかと思います。スネイプは現時点で死喰い人側に属している(と騎士団側でも思っている)ので、本部として利用するでしょうか。スネイプ一人がやってくるということはないかもしれませんが、敵の一人に知られている場所を本部にはしないと感じます。既に本部としての役割は終わったのかもしれません。

 しかし、スネイプだけがこの場所を知り、入ることができるというのは、ある意味重要な気がします。しかもここはハリーの所有物件です。死喰い人の他のメンバー、ヴォルデモート自身も決して見つけることができない場所となっているにも関わらず、スネイプはこの場所に入ることができるのです。6巻で裏切ったかと思われたスネイプですが、実はダンブルドアの命を受けて独自の活動をし、ヴォルデモートの消滅のために実は尽力を尽くしているとわたしは考えていますが(6巻感想に書いています)、ヴォルデモートや死喰い人から離れて、スネイプがハリーと接触する場所としては、最適な場所ではないかと感じます。ひょっとしてグリモールド・プレイス12番地でハリーとスネイプが再会?ということもあるかもしれません。

 また、この場所はR.A.B(レギュラス・ブラック Regulus Blackの説が濃厚。詳しくはwikipedia:R.A.B 参照)にも関わってくるように思います。ブラック家にはタペストリーが家系図のタペストリーがありますから、ハーマイオニーが気づくのではないかと思います。誰にも開けることができない重いロケット(5巻上巻P191)はスリザリンのロケットかもしれないという説もあります。そしてまたスネイプに戻りますが、R.A.Bがレギュラスであるならその活動をよく知る人物はスネイプではないかと思います。同じスリザリン寮に属し、同じ死喰い人として活動していた時代があるはずです。何かスネイプから話が重要な話が聞けるのではないかと思ってしまいます。 R.A.Bとスネイプとグリモールド・プレイ12番地は今後関わってくるかどうか、気になるところです。

 しかし、最終的には、あの場所にかけられた「忠誠の術」により、その秘密を知る人物がいなくなったときにグリモールド・プレイス12番地は永遠に誰にもつけることができなくなってしまうのでしょうか? 相続したハリーが万が一住むことになっても、新しい友人は招待できないのかもしれませんね。
posted by kmy at 11:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 物語世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
kmyさんこんにちは。
グリモールドプレイスは6巻の間、再び本部となっているとは考えてもみませんでした。
マンダンガスの部分をみると、本部として利用されていたのは間違いなさそうですね。
スネイプ先生が、グリモールドプレイスに入れる状態にあるのは気になっていましたが、そうか!ハリーと二人で会う可能性については思い至りませんでした!!
7巻では必ず二人が対峙する場面があるはずで、それは漠然と広い世界のどこか、と思っていましたが、グリモールドプレイスの可能性も濃厚ですね。ちょっとドキドキします。
ロケットについては、私も気になっていました。マンダンガスが持ち出していなければいいのですが・・・
Posted by 二尋 at 2006年06月09日 23:23
二尋さん、ありがとうございます。グリモールド・プレイスという場所があのまま終わってしまうのだろうか?と思ったのと、ダンブルドアが亡くなった場合秘密はどうなるのだろう?と考えていたらスネイプ先生に絡んでしまいました。
ハリーはスネイプ先生を信用していませんから、その出会いがどういうものになるかも全然わかりませんし、当てにならない推測なのですけど。
ハリーと接触しない、ということはないですよね。
ロケットも指輪のように複雑な魔法がかかっていたのでしょうか? これも気にかかるところです。
Posted by kmy at 2006年06月10日 14:17
6巻に必要の部屋がでてきたけどそこの中にヴォルデモートの分霊箱がありました!
Posted by papipupepo at 2008年05月24日 20:34
papipupepoさん
コメントありがとうございました♪
Posted by kmy at 2008年05月25日 13:17
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